コロナ禍影響などで減益目立つ 西日本の電力大手

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松田史朗、湯川うらら、竹田和博、加茂謙吾、栗林史子
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 西日本の大手電力会社の2021年3月期の決算が28日までに相次いで発表された。コロナ禍で電力販売が減り、冬季の電力需給逼迫(ひっぱく)で電力市場価格が高騰したため、減益が目立った。

 関西電力の売上高は前年比2・9%減の3兆923億円、純利益は16・2%減の1089億円と4年ぶりの減収減益。コロナ禍の影響などで小売り電力販売量は同9・4%減と、1989年以降で最大の減少幅となった。昨秋には全原発が停止し、代替する火力発電の燃料費も重しとなった。

 中国電力も売上高が前年比3%減の1兆3074億円、純利益が83・8%減の145億円と4年ぶりの減収減益となった。電力市場価格高騰のあおりを受け、取引先の新電力会社「F(エフ)―Power(パワー)」(東京)が倒産。倒産などに伴う貸し倒れ引当金繰入額114億円を特別損失に計上した。

 四国電力伊方原発3号機が…

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