札幌の奥座敷の温泉に新名所 具材どっさりのパン販売

芳垣文子
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 札幌市南区定山渓温泉の一角におしゃれなパン店がオープンした。同地区でホテルなどを運営する「第一寶亭留」(札幌市南区)が経営する。今後近くにレストランやコテージ、燻製(くんせい)品店などを建設し、一帯を「山ノ風マチ」(仮称)と称したエリアにして誘客を目指す。

 オープンしたのは「エクスクラメーションベーカリー」。2階建ての店舗1階はパンのテイクアウト、1、2階がイートインスペースになっている。開店初日は店の前に列ができた。

 盛りだくさんの具材が載った総菜パンが中心。エビやアスパラ、アボカド、九条ネギなどとスパイスやハーブを組み合わせ見た目も豪華なパンは、運営するホテルのシェフが考案。店の前には足湯コーナーがあり、買ったパンをほおばりながらつかることもできる。

 店舗を含む周辺約8500平方メートルの敷地には今後、レストランや燻製品店、コロナを意識したワーケーション向けのサウナ付きコテージ5棟が建設される予定。各施設を木道でつないで一帯を「山ノ風マチ」と名付けたエリアにし、来年末までに全施設のオープンを目指す。近くには2018年にできた第一寶亭留経営のピザとジェラートの店「雨ノ日と雪ノ日」もある。

 「山ノ風マチ」には「街」と、山からの風を「待つ」という二つの意味をかけたという。第一寶亭留常務取締役の布村英俊さんは「ホテルの中にいるだけでなく、外に出てそぞろ歩きしながら、定山渓の新しい魅力を楽しんでもらおうと考えた」と話す。

 「エクスクラメーションベーカリー」は定山渓温泉西2丁目1、午前10時~午後5時、ランチの提供もある。不定休。問い合わせは「第一寶亭留翠山亭」(電話011・598・2142)。(芳垣文子)