コリンズ宇宙飛行士が死去 月面着陸時に司令船を操縦

ワシントン=合田禄

 アポロ11号が人類初の月面着陸を果たした際に司令船を操縦していた米国の宇宙飛行士、マイケル・コリンズさんが28日、死去した。90歳だった。

 1952年に米陸軍士官学校を卒業後、空軍に入隊。63年に米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士に選ばれた。

 69年にニール・アームストロング飛行士とバズ・オルドリン飛行士が月面に降り立ったとき、コリンズさんは司令船コロンビアを操縦し、月を周回しながら待機していた。2人の飛行士が月面で過ごした21時間以上の間、コリンズさんはたった一人で司令船のなかで任務をこなし続けたことから「史上最も孤独な男」と呼ばれた。

 NASAは「米国はきょう、真の開拓者で、生涯における有人探査の支援者を失った。同僚が月面を歩いている間、彼は私たちの国が明確なマイルストーンを成し遂げるのを助けた」とたたえた。(ワシントン=合田禄)