「挑戦はやめない」 英スポーツ界、SNSボイコットへ

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ロンドン=遠田寛生
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 英国のスポーツ界にとって、今年の4月30日は特別な金曜日になる。

 競技の垣根を越えた一致団結で、ムーブメントを起こそうとしている。

 まず動いたのがサッカー界だ。イングランド・サッカー協会(FA)は24日、プレミアリーグや女子スーパーリーグ、プロ選手協会などと合同で「SNS(ソーシャルメディア)をボイコットする」と発表した。

 オンライン上で止まらない誹謗(ひぼう)中傷に抗議するためだ。今年に入ってからも人種差別や侮辱する言葉が選手に浴びせられている。

 FAのボイコット期間は30日の英国時間午後3時から、5月3日の午後11時59分まで。ツイッターフェイスブックインスタグラムなどの使用を一斉に凍結する。これを受け、スコットランドのサッカー協会や男女クラブも賛同した。

 すでにイングランド2部のスウォンジーやバーミンガムが4月8日からの7日間、クラブや選手個人などのアカウントを休止。SNS各社に対策強化と明確な罰則を求めていた。

 FAで多様性やインクルージョン(包摂)を担当するエドリーン・ジョン氏は、「我々は最近、全員が一致団結したときの強さを目の当たりにした。英国のサッカー界はいかなる差別も認めない」と声明を出し、多くの組織や個人にも参加を呼びかけた。

 手は次々と挙がった。26日…

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