清津峡渓谷トンネルのトイレ 異空間に放り出される?

松本英仁
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 大自然と芸術作品が融合する写真スポットとして、観光客に人気の新潟県十日町市の清津峡渓谷トンネルで新しい作品が完成し、29日から一般公開している。

 坑内でトイレがある「第二見晴所」の内壁を白黒のストライプ状にペイントした。間近を流れる清津川の急流、渓谷の風の流れを表現したという。ドーム形のトイレはステンレス製の外壁で覆われ、白と黒の内壁を反射して異空間に放り出されたような感覚になる。

 全長750メートルのトンネルは1996年にできたが、3年に1度開かれる「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ」で、中国の建築家馬岩松(マヤンソン)さんらの作品「トンネル・オブ・ライト」として2018年春に生まれ変わった。今回は2度目のリニューアルで、3月19日から改修工事に入り、総工費に約800万円をかけた。

 29日から5月9日までは事前予約客だけが入坑できる。事前予約制は7月22日~8月15日にも実施し、今夏開催予定だった「大地の芸術祭」の延期に伴い、5月10日からホームページや大手コンビニ店セブンイレブン予約販売を再開する。(松本英仁)