「これぞ青森」発信中 コロナ禍に負けじと大学生が起業

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吉備彩日
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 「これぞ青森!りんごジュースだらけの自販機」「津軽弁講座」――。4月9日、青森らしい話題が並ぶ情報サイトが誕生した。運営するのは青森公立大学の学生3人。コロナ禍で奮闘する飲食店の情報発信の課題を見つけたことをきっかけに、ITベンチャーを立ち上げた。

 青森市内の住宅街にある事務所を訪ねると、経営経済学部地域みらい学科4年の山田晴香さん(21)、宮古沙紀さん(21)、澤田宇京さん(22)の3人がパソコンに向かっていた。

 「コラムを週1じゃなくて、もっと出したい」「手話ができる友達がいるならコラムにしようよ」

 始めたばかりのサイト「Locoty(ロコティー)青森」の企画提案。青森市内を中心に飲食店などの情報が検索でき、コラムやインタビュー記事も掲載している。情報収集から取材、SNSでの発信まですべて3人でこなす。

 起業のきっかけは昨春、コロナ禍で苦しむ飲食店を応援するサイト「あおもりテイクアウト」の運営を手伝ったことだった。地域経済を学ぶゼミのつながりで、店舗情報の入力やSNS発信を担った。

 店へのアンケートで、ホームページがなかったり、忙しくてSNSを更新できなかったりする店が多いことを知った。宮古さんは「私たちが代わりに情報発信できればと思った」。

 「あおもりテイクアウト」は好評で、約5万ページビューを記録する日もあった。「地域の人に向けて、地域の情報を発信する重要性に気づいた」と山田さん。3人は昨年11月に起業し社名を「わとな」とした。津軽弁の「わ」(私)と「な」(あなた)で、人とのつながりを大切にするという意味を込めた。

 わとなが運営するLocot…

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