子ども求める「幸せ」凝縮 編集者語るぐりとぐらの世界

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聞き手・中井なつみ
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 累計500万部を超える「ぐりとぐら」シリーズや「いやいやえん」などのロングセラーを手がけてきた中川李枝子さん。子どもたちを夢中にさせる物語はなぜ生まれるのか。

 福音館書店「こどものとも」編集長で、中川さんの仕事を二十年来見てきた関根里江さんによると、中川さんが「子どもの幸せ」を知り尽くしているからだといいいます。

保育者生活で鍛えられたアンテナ

 中川李枝子さんの子どもの本に対する思いには、確固たるものがあります。子どもがどういうふうにお話を楽しむか、何を好むのか……。子どもを深く知っていると思います。

 大人たちはみな「かつては子どもだった」はずですが子どものときの感覚を持ち続けることは難しいものです。子どものときの感覚を忘れつつ、社会性を身につけていきますからね。

 でも李枝子さんは、「大人目…

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