大型連休中に毎日 どこかの夜空で 「#花火駅伝」

藤原伸雄
【動画】「花火のチカラで日本中を笑顔に」大型連休に打ち上げ=遠藤啓生撮影
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 新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、全国の花火業者が日本中を元気づけようと、大型連休初日の29日夜、日本各地で花火を打ち上げた。

 花火メーカーの若松屋(愛知県西尾市)の呼びかけで実施された。「花火のチカラで日本中を笑顔に」をテーマに全国の花火業者約80社が協力。大型連休中の5月5日までの毎日、国内の200カ所以上で花火が打ち上がる予定だ。密を避けるため、日時や場所は基本的に非公開。打ち上げの様子は各業者が撮影し、ツイッターに「#花火駅伝」をつけて写真や動画が投稿される。

 福島県須賀川市では、約100発の花火が夜空を彩った。あいにくの雨天だったが、空に花火があがると、住宅街で歓声があがった。自宅前で花火を見た小学6年の男の子(11)は「久々の花火できれいだった。コロナ対策を頑張ろうと思った」。打ち上げた糸井火工の花火師・石井孝幸さん(56)は「東京都や関西方面で緊急事態宣言がでている。空を見上げて、みなさんに元気になってもらいたい」と話した。

 花火玉にはツイッターを通じて事前に募集した「笑顔」にまつわるエピソードを書いた紙が貼り付けてある。「画面を通してじゃなくて、みんなに直接会える日が来ますように」「笑顔の力は無限大」などのメッセージや、医療従事者への激励、新型コロナの収束を願う言葉が寄せられた。(藤原伸雄)