ANA、過去最大4046億円の赤字 21年3月期決算

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 ANAホールディングスが30日発表した2021年3月期決算は、売上高が前年比63・1%減の7286億円、最終的なもうけを示す純損失が4046億円で過去最大の赤字だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、旅客数が大きく減少した。

 昨年10月の時点では5100億円の赤字を予想していたが、1千億円ほど縮小した。需要減に応じた減便や機体の小型化、従業員の出向や一時帰休などを進めた結果、年間で5900億円のコストをカット。雇用調整助成金の効果も大きかった。旅客が不調だった一方、貨物は好調だった。

 あわせて発表した22年3月期の予想は、売上高が前年比89・4%増の1兆3800億円、純損益が35億円の黒字転換を見込む。