コカ・コーララグビー部が廃部へ 新リーグ発足を前に…

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野村周平
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 ラグビー・トップリーグ(TL)の下部トップチャレンジリーグ(TCL)に所属するコカ・コーラ(本拠・福岡市)が今年限りでの活動終了を30日、発表した。来年1月に開幕予定の新リーグには参加しない。本社が経営資源の選択と集中を進める中で廃部を決断したという。

 コカ・コーラボトラーズジャパン社によると、ホッケー部(本拠・広島市)は存続するという。

 コカ・コーラは今季のTCL3位。4月にTLプレーオフトーナメント1回戦で三菱重工相模原に敗れ、シーズンを終えていた。

 同社によると、所属選手は52人。廃部することはすでに選手に伝え、移籍などの手配を進めているという。福岡市の練習グラウンドは10月末まで使用可能で、五輪候補選手や別チームでの現役を続ける選手の練習環境は確保するとしている。

 コカ・コーラには2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の日本代表だった万能バックスのウィリアム・トゥポウ、リオデジャネイロ五輪で7人制男子日本代表の主将を務めた桑水流裕策東京五輪を目指す副島亀里ララボウ・ラティアナラらが在籍。03年W杯で日本代表を指揮した向井昭吾氏が部長兼監督を務めていた。創部は1966年。TLでの最高位は09年度の8位。

 同じ福岡県に拠点を置くサニックスも来季から強化を縮小する方向で、新リーグに参加する他チームへの影響が懸念される。

 社会人の主要チームでは2002年に鐘淵化学工業(現カネカ)がTLに入れずに廃部。企業チームからクラブチームになった釜石シーウェイブス(前身は新日鉄釜石)などの例もある。

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