東海道新幹線の再生アルミ七変化 のれんや建材で再出発

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今泉奏
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 東海地方の百貨店で、売り上げ一番店のJR名古屋高島屋。駅直結のタカシマヤゲートタワーモール6階に、4月9日に開店した化粧品店「ザボディショップ」に入ると、甘酸っぱいハンドクリームの香りが漂う。

 商品が並ぶディスプレーの背面に、暖かみのある木材風にデザインされた再生アルミが組み込まれている。実はこれ、昨年3月に引退した東海道新幹線「700系」の天井や側面に使われていた素材を加工したものだ。レジカウンターにも再生アルミが使われている。

 役目を終えた東海道新幹線の車体の素材は、不純物を取り除くことが難しく、これまで再利用されてこなかった。今回、同社のグループ会社で不動産事業を担う「東京ステーション開発」(東京)が、金属加工業者から助言を受けながら、廃車から再生アルミを作る技術を開発し、昨年10月に特許を取得した。

 加工にはまず、車体に使われ…

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