ミャンマー武装勢力に結集の動き 国軍の弾圧見過ごせず

有料会員記事ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希
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 ミャンマーではクーデターを起こした国軍による市民への武力弾圧がやまない。民主派は少数民族勢力の協力に期待をかけるが、先行きは不透明だ。

 「全拘束者の無条件、即時解放と、市民への暴力の即時停止を求める」。東部カレン州を拠点とするカレン民族同盟(KNU)など少数民族武装勢力の10組織が4月27日、連名で国軍側に要求を突きつけた。

 ミャンマーでは1948年の独立以来、主に国境周辺で活動する少数民族武装組織が自治を求めて国軍と内戦を闘ってきた。今回、国軍を批判したのは、2011年の民政移管後に政府側と全国規模の停戦協定に署名した組織だ。

 これらの組織にとって国軍のクーデターは、進行中の和平交渉の前提を覆す行為だ。抗議デモに参加した地元住民が無残に殺害されていく状況も、看過できなかったとみられる。

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