防衛の最前線・奄美はいま 岸防衛相の視察に同行

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【動画】岸防衛大臣による自衛隊奄美大島分屯基地視察=成沢解語撮影
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 海洋進出を強める中国を念頭に、防衛省鹿児島県以南の南西諸島への自衛隊配備に力を入れている。陸海空からの攻撃を想定して迎撃ミサイルを配備するなど警戒を強める。4月中旬、現地を視察した岸信夫防衛相に記者が同行し、防衛の最前線を見た。

 「ウィーン」。敵艦を迎え撃つミサイル「12式地対艦誘導弾」(全長約5・0メートル、直径約35センチ、重量700キロ)の発射装置が、機械音をうならせながら徐々に角度を上げていく。「ガシャーン」。垂直に近い斜めの位置で動きが止まる。発射口は上空を向いたまま。発射準備が整った――。

 都心から南西約1200キロの東シナ海に浮かぶ奄美大島(鹿児島)。4月18日午前、島北部の山中にある陸上自衛隊奄美駐屯地を視察で訪れた岸氏に、隊員がミサイルの発射直前の動きを実演していた。もちろんミサイルは入っていない。

 岸氏の前に並んでいたのは発射装置のほか、敵を見つけるレーダー装置▽通信の中継装置▽司令塔となる統制装置▽ミサイルを運ぶ弾薬運搬車の6基。いずれも迷彩色で車両タイプだ。レーダー装置を沿岸部、そのほかは内陸部に配置。発射の際にはこの6基が連携を取り合う。

 有事の場合の動きはこうだ。

 海上自衛隊などから敵艦の情…

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