福島で変異株確認、新たに85件 新規感染者49人

新型コロナウイルス

滝口信之
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 福島県は30日、新たに49人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計の感染者数は3373人となった。また、感染例の中から変異株が新たに85件確認されたことも明らかにし、県内での確認例は112件に急増した。

 4月の感染者は852人で、月別で最も多かった1月(779人)を上回り、過去最多を更新した。

 県によると、県衛生研究所の検査で4月26~28日に関西圏を中心に全国で広がる「N501Y」の変異株を新たに16件確認。1月以降、県内での確認例は計43件となった。

 また、県衛生研究所で、4月1~28日に新型コロナで陽性が判明した75件のうち、ワクチンが十分効かなくなる恐れなどが指摘されている「E484K」の変異株検査を実施したところ、69件が確認された。E484Kの確認は県内では初めて。

 これまで県内で確認された変異株は27件だったが、大幅に増加したことで、関係者は警戒を強める。30日にあった県の対策本部員会議でも、県感染症対策アドバイザーの金光敬二・県立医大教授は「福島県内では未知の領域に足を踏み込もうとしている状態。GW中に飲み会、食事会、他県への移動などを先送りしてほしい」と呼びかけた。

 30日の感染者の内訳は、会津若松市14人▽いわき市9人▽下郷町7人▽伊達市5人▽福島市郡山市各4人▽喜多方市、会津坂下町、三島町、会津美里町、西郷村、広野町各1人。(滝口信之)

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