馬刺しの自販機が登場 ギョーザがヒント、24時間OK

松下和彦
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 馬肉の消費量が多い南信州に「馬刺し」の冷凍自動販売機が登場した。長野県飯島町の馬肉製品加工販売業「若丸」が店頭に置き、販売を始めた。同社によると、冷凍馬肉の自動販売機は「日本初」。24時間利用できるほか、非対面販売によって感染症対策にもなるとしている。

 国道153号沿いに「直売 馬さし」の赤い看板を掲げる同社。飛び込みの行楽客も少なくないが、土日祝日は休業のため商機を逃すこともあった。そこで冷凍自販機による無人販売を考えていた同社の下平泰司社長が、ギョーザ自販機が登場したことを知り、急いでこの自販機メーカーに連絡したところから馬肉自販機の準備が進んだという。

 品ぞろえは、馬刺しの赤身や希少な中霜降り、希少部位たてがみと赤身のセット、たれに漬け込んだ焼き肉用馬肉。税込み価格は赤身3千円(300グラム)、中霜降り4300円(200グラム)など。衛生面などを考慮し、店の建物内に置いた。連休明けにはキャッシュレスにも対応する。

 保冷バッグでの持ち帰りを勧め、真空パックのままボウルにためた水につけるなど、おいしく食べるための解凍法のメモも同封している。自然解凍では水分と一緒にうまみも出てしまうという。問い合わせは同社(0265・86・2929)。(松下和彦)