偽サイトにご用心 トップバリュ、ストウブ…ロゴを悪用

長谷文
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 イオンのプライベートブランド「トップバリュ」や、仏の鋳物ホーロー鍋「ストウブ」などの公式のロゴを模倣した偽の通販サイトで金銭をだまし取られる被害が相次いでいるとして、消費者庁は30日、消費者安全法に基づき、五つの偽サイトへの注意を呼びかけた。

 発表によると、五つの偽サイトはほかに、米の自転車メーカー「FELT(フェルト)」のロゴを使ったサイトや、工具や資材を売ると称した「DIY工具雑貨店」の運営サイト、衣料品や生活雑貨の販売をうたう「レディースファッション通販」の運営サイト。「トップバリュ」「ストウブ」「FELT」は本物のロゴや商品の画像を使い、「DIY工具雑貨店」と「レディースファッション通販」は実在しない会社だという。

 サイトには虚偽の会社名、所在地などが記載され、インスタグラムフェイスブックなどSNS上の広告から、偽サイトへ誘導し、大半は個人名義の銀行口座に振り込ませる手口だという。一部の偽サイトではクレジットカード決済もできた。振り込んだ後、英文で、ニュージーランドドルで支払われたことを示す通知が届いたという。同庁の担当者は「一見しただけでは偽サイトと気がつくのは困難。コロナ禍でネットで注文する人が増え、被害相談も増えている。まずはサイトの運営者の情報をよく確認してほしい」と呼びかけている。

 同庁によると、全国の消費生活センターなどに寄せられた相談の中には、電動アシスト自転車などの料金として計約12万円を支払った人もいたという。(長谷文)