シンガポールの病院で集団感染 新規感染抑えてきたのに

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シンガポール=西村宏治
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 今年に入り、新型コロナウイルスの国内での新規感染を1日数件に抑え込んできたシンガポールで、病院での集団感染が発生した。4月30日時点で13人が感染し、さらに増える可能性がある。

 シンガポール政府は同日、すでに入国禁止にしているインドに加え、バングラデシュなど周辺国からの入国を禁止。この日の国内の新規感染は9人だったが「件数はさらに増える可能性がある」として、ショッピングセンターへの入場制限を強めるといった対策に乗りだした。

 集団感染が起きたのは中心部にあるタントクセン病院。4月27日に46歳の女性看護師の感染が確認された後、29日には30歳の医師など8人、30日にさらに4人の感染が確認された。

 病院は感染者が入院していた病棟への立ち入りを原則禁止。1千人を超える患者やスタッフの検査を進めており、感染者はさらに増えそうだ。ウイルスの株についても調査中という。

 この集団感染を受け、政府は感染者が最近訪れていた教会やモスク、スーパーなどに対し、5月1、2日の閉鎖を求めた。

人口の15%がワクチン接種済み

 シンガポールでは新型コロナ感染防止のため、ビルや店舗などに入るときにスマートフォン身分証などで入場を登録するしくみが導入されている。こうしたデータが、感染者の立ち寄り先の割り出しに使われている。

 政府はさらに14日までは…

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