五輪観客ありなら「陰性証明書」提示案 政府内で検討

有料会員記事新型コロナウイルス

岩尾真宏、阿部彰芳
[PR]

 今夏に予定する東京五輪パラリンピックをめぐり、観客を入れた形式で開催する場合、政府が観客の入場時に「陰性証明書」の提示を求める案を検討していることがわかった。厳しい対策をとり「安全・安心の大会」をアピールする狙いだが、政府内や専門家に実効性などを疑問視する見方もある。

 複数の政府・大会関係者が明らかにした。観客に対して、事前にPCR検査などを行ってもらった上で、入場時に1週間以内に取得した「陰性証明書」の提示を求める案が政府内の一部で浮上している。ワクチンを接種した人については証明書は求めず、接種の証明書を求める。会場内での食事や飲酒などは禁止する方向だ。

 五輪をめぐっては、既に政府や大会組織委員会などが海外在住の一般観客の受け入れ断念を決めている。6月中には、新型コロナの感染状況の推移や緊急事態宣言の行方をみて、観客の有無そのものについて判断する構えだ。菅義偉首相ら政権中枢が「観客を入れた開催に強くこだわっている」(政府関係者)とされ、政府は有観客を打ち出す際は、「陰性証明書」によって感染防止の効果を上げたい考えだ。

 首相は5月28日の記者会見…

この記事は有料会員記事です。残り832文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]