今年の経済成長見通し、ワクチンで明暗 日本は引き下げ

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ロンドン=和気真也
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 経済協力開発機構(OECD)は31日、最新の世界経済見通しを発表した。2021年の世界の実質経済成長率予測を前年比5・8%増とし、前回3月予想より0・2ポイント上方修正した。新型コロナウイルスのワクチン接種が進む欧米が順調に伸びる一方、出遅れている日本は下方修正された。

 日本は前年比2・6%増で、前回予想から0・1ポイント引き下げられた。今年に入って2度の緊急事態宣言で景気が減速し、ワクチン普及が他のOECD諸国より出遅れていることが指摘された。賃金と雇用の伸び悩みが消費の足かせとなる一方で、堅調な輸出が国内投資を支えている。

 主要経済圏では、バイデン政権が大規模な経済対策を打ち出している米国が前年比6・9%増(前回予想から0・4ポイント増)。ユーロ圏は4・3%増(同0・4ポイント増)。経済規模の大きいドイツイタリアでワクチン接種が急速に進んでおり、上方修正された。

 OECD非加盟国では、輸出…

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