今夏の電力需給、北海道は猛暑でも余力の見通し

佐藤亜季
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 北海道電力ネットワークは今夏の道内での電力需給見通しを発表した。7~9月の電力供給力は、過去10年間で最も厳しい猛暑を想定した電力需要の場合でも、余力を確保できる見通し。北海道電力ネットワークは北海道電力の子会社で送配電部門を担う。

 見通しによると、過去10年間で最も暑かった2019年並みの猛暑となった場合、道内で想定される電力需要は最大442万キロワット。一方、供給力は、供給予備率が最も低い7月で514万キロワットを想定している。供給余力を示す「供給予備率」は、本州に電力を融通した場合でも、安定供給のために最低限必要な3%を大幅に上回る16・2%の見通しとなっている。

 東京電力管内の首都圏などでは、古い火力発電の休廃止や電力各社の期待通りに原発が再稼働していないことから、今夏の電力需給は近年で最も厳しくなることが見込まれている。(佐藤亜季)