遭難者を夜間も捜索するドローン 東京で画像データ解析

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中沢滋人
【動画】山岳遭難時に夜間でもドローンで捜索できるサービス=中沢滋人撮影
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 山岳遭難現場で日が落ち、人やヘリコプターによる捜索がいったん打ち切りに――。救助を待つ遭難者にとっても、生還を願う家族らにとっても、捜索再開まではとてつもなく長い。それをドローン(無人飛行機)で解決しようという試みが、北海道十勝地方北部に位置する上士幌(かみしほろ)町で始まった。

 このサービスは、夜とタカを意味する「NIGHT HAWKS(ナイトホークス)」と名づけられた。東京都港区の一般社団法人「Japan Innovation Challenge(ジャパン・イノベーション・チャレンジ)」が提供する。

 救助の流れはこうだ。

 提携を結んだ自治体から連絡を受けると、ドローン2機を積んで車で現場へ駆けつける。捜索本部の指揮下に入り、捜索範囲を決める。ドローンはあらかじめ設定した飛行ルートをたどり、上空約100メートルから、赤外線カメラで3秒ごとに1枚ずつ写真を撮る。赤外線カメラで撮影した画像は、温度が高い部分が黒く写る特性がある。東京の解析チームが画像を分析して遭難者の位置を特定し、位置情報を捜索本部に伝える。その位置を頼りに救助隊が急行する――。

 ドローンは、東京ドームの2…

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