小遣いはJ1最少でも 大分「トリサポ」がCF支える

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寿柳聡
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 新型コロナ禍による経営難に直面するサッカーJ1大分トリニータが始めたクラウドファンディング(CF)が4月30日、開始3週間で目標の5千万円を達成した。クラブは11年ぶりの赤字で成績も降格圏内と振るわないが、J1クラブでお小遣い額が最少というサポーター「トリサポ」たちに支えられた。選手のユニホームには「一致団結」の文字が入ることになった。

 大分の昨季の総入場者数は前季比66%減の8万7683人。昨年度決算は1億3300万円の赤字になった。今季の入場者数も不調なうえユニホームのスポンサーも一部埋まっておらず、さらに厳しい運営が見込まれている。

 CFが5千万円に達した時点で、法人向けメニューでの大口支援は500万円の1件のみ。トリサポの支援が積み重なっての達成だ。

 だがトリサポが特別に裕福なわけではない。Jリーグが2019年の観客を対象にした調査では、トリサポのお小遣い(月あたりの自由裁量所得)は3万200円。J1・J2の平均値3万6100円を下回り、当時のJ1の18クラブで最少だった。

 大分県出身の男性会社員(3…

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