揺れるアーケード、通行人が悲鳴 震度4の仙台市中心部

根津弥、三井新
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 1日午前10時27分、宮城県沖を震源とする地震があり、宮城県で最大震度5強を観測し、東北や関東甲信など広い範囲で揺れた。

 震度5強を観測した宮城県大崎市道の駅おおさきの男性従業員は「揺れが強かったので、15人ほどいたお客さんをすぐに表に誘導した」と振り返った。震度5強の揺れを観測した今年3月には棚からこけしが2体落ちたが、今回は何も落ちなかったという。

 同じく震度5強だった石巻市イオンモール石巻店。男性従業員によると、売り場のお菓子が落ちた程度で、棚が倒れるなどの被害はなかったという。「数分程度の横ゆれを感じたが、3月の震度5強の揺れに比べれば、立っていられたし、避難が必要とは感じなかった」と振り返った。

 震度5弱の女川町役場によると、JR女川駅が入る建物の窓ガラスが割れて、けが人が出ているとの情報があるといい、確認を急いでいる。

 仙台市中心部は震度4の揺れに見舞われた。仙台市青葉区の「北四番丁なかがわ皮フ科クリニック」では、地震を知らせるけたたましい音がスマホから流れると、間もなく窓がガタガタと揺れ始めた。ロビーで診療を待っていた人が不安そうに見つめる。職員が「窓から離れてください」などと呼びかけ、倒れそうな仕切りなどを押さえて揺れが収まるのを待った。

 繁華街にある「日乃出寿司」の社長前田慶一さん(64)によると、地震の揺れでアーケードがガラガラと音を立てて揺れ、通行人は悲鳴を上げて、一斉に走り出したという。「大きな揺れだとは思ったが、最近になって地震が多いから慣れてしまった気がする」と話した。(根津弥、三井新)