GW中、子どもの遊び場がない ママ友は「都外へ脱出」

新型コロナウイルス

川口敦子
[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出される中、大型連休が始まった。東京都では、昨年に続く緊急事態宣言下でのゴールデンウィーク(GW)。商業施設に動物園、水族館に遊園地、大きな公園が続々と臨時休業や閉鎖となる中、子どもの遊び場をどう確保すればいいのか。保護者たちは頭を悩ませている。

 東京都港区に住む女性(34)は、長男(4)と長女(3)とともにGWをどう過ごすか、迷っている。今年はずっと仕事が忙しく、4月29日から5月9日までの11連休を楽しみにしていた。だが、予定はほとんど白紙だ。

 家にこもりっぱなしでは子どもたちもかわいそうだと、連休中、千葉県船橋市の姉の家に遊びに行こうかとも考える。

 でも「ららぽーとTOKYO―BAY」(船橋市)のホームページを見ると、連日「混雑」の予測の表示で、ため息が出る。

 どこへも出かけられなかった昨年のGWは、ずっと家で過ごした。折り紙、塗り絵、粘土……。この一年、100円ショップで何度買ったか分からない。せがまれて買ったおもちゃで、収納スペースもいっぱいになった。

昨年のGWとは違うムード

 全国的に自粛ムードが漂っていた昨年のGWとは少し違うと感じる。「長期戦になって周りも自分も、緊張感が緩んでいるみたい」。変異株が流行し、都内でもクラスターが起きた保育園がある。

 「周りのママ友たちは近場の都外へ脱出するって言っています。不安ですけどね」。どう過ごせばいいのか、答えが出ないまま、子どもたちと部屋遊びをして29日は過ごした。

 都に隣接する神奈川、千葉、埼玉は、「まん延防止等重点措置」がとられており、レジャー施設は入場制限をかけているが混雑している。

 「ラゾーナ川崎プラザ」や「ららぽーと横浜」などを運営する三井ショッピングパークによると、4月29、30の両日とも、フードコートを中心に入場制限をかける時間帯があった。千葉県浦安市の「東京ディズニーランド」と「ディズニーシー」も変わらず人気だ。一日の入園者数を各5千人以下に制限するが、GWはすでに多くの予約が入っているという。

 一方、家で過ごす人たちの「家遊び」用品の需要は今年も高い。「ビックカメラ有楽町店」(千代田区)のおもちゃ売り場ではジグソーパズルやプラモデルが人気という。広報担当者によると、「部屋で時間をかけて遊べるおもちゃの売れ行きがいい」と言う。(川口敦子)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]