一般公開中止でも、まぶしい新緑 名勝「九年庵」

長沢幹城
【動画】新緑に囲まれる九年庵=金子淳撮影
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 新型コロナウイルスの影響で一般公開が中止された国の名勝「九年庵(くねんあん)」(佐賀県神埼市)で4月30日、県の特別な許可を受け、新緑がまぶしい姿を撮影した。

 太陽に透かされて明るく輝くカエデの葉が風にそよぎ、水面に映る。足元では深緑色のコケが木漏れ日に照らされている。管理する県文化課の小野原公子さんは「写真を通して、少しでも多くの人に九年庵の春を感じてもらえたらと思います」と話していた。

 九年庵は、県出身の実業家・伊丹弥太郎が造った別荘と庭園で、毎年春と秋に数日間だけ一般公開されてきた。(長沢幹城)