不要な文房具を小学生へ 中3が企画、回収箱で集めた

松岡大将
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 佐賀県基山町の町立図書館で1日、使わなくなった文房具を譲り合うイベントがあり、集まった子どもたちが不要な文房具を持ってきたり、お目当てのものを選んだりしていた。

 企画の中心は町立基山中学校3年の内田のぞみさん(14)。母親が取り組んでいたフィンランド発のリサイクルイベント「クリーニングデイ」に興味を持ち、友人の堤千紗さん(14)を誘って「CLEANs(クリーンズ)」というグループを結成した。

 小学生のときは欲しかったキャラクター入りの筆箱やカラフルなペンも、中学生になると使わなくなることが多い。そんな経験をもとに、イベントは文房具に絞った。条件は新品、未使用、状態がきれいなもの。事前に校内や図書館に回収箱を置くと、多くのペンやノートが集まった。

 持ち込まれた文房具のアルコール消毒に追われつつ「ちゃんと大事に使ってね」と声をかけていた内田さん。「イベントを通して、物を大切に使う気持ちをみんなが持ってくれればうれしい」と話した。(松岡大将)