阿波踊り、感染急増なら無観客でライブ配信 中止も視野

新型コロナウイルス

伊藤稔
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 今夏の阿波踊りについて、主催する徳島市は4月30日、新型コロナウイルスへの感染警戒を呼びかける県の「とくしまアラート」のステージに応じて開催規模を変更する事業計画案をまとめた。三つの開催パターンを用意し、感染者が急増している場合は無観客でのライブ配信となる。

 計画案によると、開催期間は8月12~15日の4日間(11日に前夜祭)。感染対策や入場者数を管理できる会場を基本とし、例年より規模を縮小した三つのモデル案が示された。いずれもとくしまアラートのステージを判断基準とする。

 有料演舞場は藍場浜公園の1カ所。選抜阿波おどりはあわぎんホール、前夜祭はアスティとくしまでそれぞれ開催。無料で観覧できる屋外の「おどり広場」(新町橋東公園など数カ所)や屋内での「おどりステージ(仮称)」(シビックセンターさくらホールなど)も開設予定だ。

 4段階のとくしまアラートのステージが上から2番目の「急増」の場合は、アスティとくしまでの無観客開催によるライブ配信となる。最も高い「特定警戒」の場合は中止する。

 開催の有無の判断時期はチケットの一般販売を開始する7月までをめどとし、8月の本番前まで感染状況を見極めて最終判断する。

 市の負担は過去の実績に基づき、モデルAが最大約3810万円、Bが約1650万円、Cが1480万円と想定しており、いずれも一般財源から支出する。

 また4月30日には、阿波踊り団体や経済団体、まちづくり団体などでつくる阿波おどりネットワーク会議が設置された。内藤佐和子市長が座長となり、各団体の代表者ら計17人で構成。阿波踊りの事業計画や運営などに意見を述べ、協力や連携を図るとしている。(伊藤稔)

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