北朝鮮、韓国へ対抗措置を警告 正恩氏の批判ビラ散布に

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ソウル=鈴木拓也
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 北朝鮮金正恩(キムジョンウン)総書記の実妹、金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党副部長は2日、脱北者団体が4月末に南北軍事境界線近くで朝鮮労働党金正恩総書記を批判するビラを散布したことについて談話を出し、「我々国家への深刻な挑発と見なし、相応の行動を検討する」と警告した。談話は2日に労働新聞のホームページに掲載された。

 北朝鮮は昨年6月、ビラ散布に対する報復を予告する与正氏の談話を出した後、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破している。今回も何らかの挑発行動に出る可能性がある。

 与正氏は談話で、ビラ散布を「脱北者のゴミたちが、またも反共和国ビラを散布する許せない挑発行為を敢行した。不潔な行為に不快感を隠せない」と批判。すでに南北関係に及ぼす結果について厳重に抗議してきたが、韓国政府は「無分別な妄動を再び放置し、阻止できなかった」と指摘した。

 そのうえで「相応の行動」を検討すると予告。「過ちに対する責任は、南朝鮮当局が負うことになる。このまま放っておくわけにはいかない」と韓国政府に警告した。

 脱北者団体「自由北韓運動連…

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