FD事件有罪の元特捜部長、弁護士登録へ 日弁連認める

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 大阪地検特捜部の主任検事(当時)による証拠改ざん事件で犯人隠避罪に問われ、有罪判決が確定した元特捜部長の大坪弘道氏(67)について、日本弁護士連合会(荒中(ただし)会長)の資格審査会が弁護士登録を認めたことが、関係者への取材でわかった。

 大坪氏は2010年10月、郵便不正事件をめぐり、主任検事=証拠隠滅罪で実刑判決が確定=がしたフロッピーディスクのデータ改ざんを隠したとして、当時の特捜副部長とともに最高検に逮捕、起訴された。懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を受け、13年に確定した。

 弁護士法は、禁錮以上の刑が確定すると弁護士になる資格を失うと定めるが、執行猶予期間が終われば申請が可能となる。大坪氏は17年9月以降、大阪弁護士会に登録を申請し、今回が3度目だった。大坪氏は当面、自宅に事務所を構える予定という。