北海道で326人感染、過去最多を更新 札幌は246人

新型コロナウイルス

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 北海道で2日、新型コロナウイルスの感染者数が新たに326人確認され、過去最多を更新した。これまで最多だったのは昨年11月20日の304人。新たな死者は6人。

 2日には最大都市・札幌で246人の新規感染者が確認され、5人が死亡した。同市での感染確認が200人を超すのは初めてで、これも過去最多となった。

 他地域では、札幌以外の保健所設置市(旭川、函館、小樽)の公表分が、旭川市19人(死亡1人)、函館市10人、小樽市4人。道庁公表分が47人。

 札幌市は2日午後、対策本部会議を開いて対応を協議。ゴールデンウィーク中の追加対策として、市有施設の休館、札幌市時計台などのライトアップ中止などを決めた。市立札幌病院では小児科、産婦人科、精神科を除いて新規患者の受け入れを休止する。コロナ患者の入院病床が逼迫(ひっぱく)し、入院待機患者への対応が急務となっていることから、「入院待機ステーション」を整備して待機患者の症状悪化を防ぐ。

 会議後に会見した秋元克広市長は「感染の急拡大で危機的な状況。医療は非常事態だ」とし、「もう一段階、人の動きを抑制する必要がある。ぜひ外出自粛の徹底をお願いしたい。札幌市民はできる限り外出せず、札幌市民以外はできる限り札幌に来ないでいただきたい」と訴えた。

 道と札幌市はすでに、新型コロナ対応の特別措置法上の「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請することを検討しており、感染者数が過去最多となったことを受け、3日にも鈴木直道知事と秋元市長が協議する。

 道内では3月以降、札幌市を中心に感染が再拡大している。感染力が強いとされる変異ウイルスの影響で感染者が札幌市で急増。同市では医療体制が逼迫している。道と札幌市は「ゴールデンウィーク特別対策」(11日まで)を実施。札幌市では生活や健康の維持に必要な場合以外の外出自粛を求め、飲食店の時短、学校の部活原則休止、市内の道立施設の休館などの対応を取っている。

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