「落合伝説」静かなブームか 今なお新たな逸話が続々

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竜党のつぶやき 中日ドラゴンズへの深すぎる愛

 ゆううつな4月が終わった。

 打線がとにかくひどかった。

 打率1割台がずらりと並ぶ。好機で打てないばかりか、ゲッツーを繰り返すタイムリー欠乏症+併殺病、しかもホームランがめったに出ない極端な長打力不足……。

 昨年とほとんど変わらぬ顔ぶれでの戦いだから、シーズン前から予感があるといえばあった。

 やはり若手の成長に期待するだけでは、優勝争いは望むべくもない。外国人獲得やトレードなどに積極的だったヤクルトや阪神は比較的、調子がいいではないか。

 ところで、数少ない補強外国人だったマイク・ガーバーの2軍デビュー戦を、ナゴヤ球場で見る幸運に恵まれた。出張ついでに観戦できたら、とネット申し込みをしてチケットを入手できたのだ。

 限定500席。ドラゴンズ公式ファンクラブの会員だけが申し込める。4月5日の発売開始後、10分でもう席は残っていなかった。ファームで明るい未来を夢見たい中日ファンが多いのだろう。

 「1番ワカマツ、2番ガーバー」という新鮮な打順。体調不良から復帰した石川昂弥も4番。試合は負けたが、満足できた。

 1軍は4月に悪い材料が出そろったから、5月は少しは上向いてくるはず。東京ドームの巨人2連戦では、巨人に打ち勝って連勝するなど兆しは見えてきた。

 とは言え、長いシーズンだ。引き続きトレードなどによる戦力補強の術を模索してほしい。

落合時代とは

 補強せずとも各人の10%の底上げで優勝できると宣言し、実際に2004年のセ・リーグを制覇してしまったのはあの人、落合博満元監督ぐらいのものなのだ。

 「十年一昔という」

 こんな思わせぶりな文章で、その雑誌のグラビア1ページ目、リードの文章は始まっている。中日ドラゴンズにとって「10年前」と言えば何を指すかは明白だ。

 多くのファン、評論家が「ドラゴンズの黄金時代を築いた」と評価する落合政権が終わり、監督の座を退いたのが10年前だった。

中日ドラゴンズにまつわる話題をお届けします。コラム「竜党のつぶやき」は毎月第1火曜日に配信します。

 その雑誌は2月に出た「ベー…

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