P&Gが紙おむつ回収プロジェクト リサイクルへ一歩

岡田健
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 乳幼児用紙おむつ「パンパース」を展開するP&Gジャパン(本社・神戸市)は、使用済み紙おむつを保育施設や店舗で回収する試みを4月から始めた。アプリを使って消費者のデータを集め、将来的には紙おむつのリサイクルにつなげる狙いがある。

 この試みは「おむつ回収プロジェクト」。神戸市内の保育施設5カ所とイオンの「ジェームス山店」「神戸北店」、トイザらス・ベビーザらス「神戸ハーバーランド店」に、回収ボックスを置いた。

 このボックスは、スマートフォンアプリ「パンパースエコ」で開閉する仕組み。使用済みの紙おむつを入れると、ボックス内に液体スプレーがまかれてにおいを防ぐ。他社製や大人用の紙おむつ、おしりふきシートも投入できる。

 同社によると、2015年に捨てられた紙おむつの量は一般廃棄物の5%弱を占めた。同社は欧州でリサイクルに取り組むが、国内では課題という。担当者は「リサイクルに段階を進めるかどうか、消費者目線でのデータを参考にできれば」と話している。岡田健