融資不正の調査結果、不動産業者が「非公表」

[PR]

 不動産投資に絡む融資不正などを調べる第三者委員会を設けたと昨年7月に公表していた不動産会社スピリタス(東京)は、朝日新聞の取材に対し、調査結果は公表しないことを明らかにした。調査は終わったが「社内用として調査を行ったため」だとしている。

 朝日新聞の取材では、同社が売る新築アパートに投資する顧客が銀行から融資を受けるにあたり、実際よりも高い物件価格を装ったり、顧客の預金残高の記録を改ざんしたりしていたとみられる事例があった。融資を受けやすくしたとみられる。同社に不正への関与が確認されたかなどを尋ねたが、具体的な回答は得られなかった。

 同社は「極小ワンルーム」のアパートがテレビなどで注目された。りそな銀行の元社長が顧問を務めていた時期もある。