ワクチンが変えた風景 街へ戻った人、欧米中で進む緩和

有料会員記事新型コロナウイルス

ニューヨーク=藤原学思、真海喬生 パリ=疋田多揚、ベルリン=野島淳 瀋陽=平井良和、シンガポール=西村宏治
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 インドなどで新型コロナウイルスの猛威が続くなか、「感染拡大の中心地」と呼ばれた米国、欧州、中国でコロナ後への動きが進んでいる。背景には、ロックダウン都市封鎖)による感染者数の減少やワクチン接種率の向上があるが、変異ウイルスなどへの警戒感は強く、しばらくは正常化への模索が続きそうだ。

 パフォーマーのまわりに何重もの人の輪ができ、似顔絵描きやホットドッグ店には行列。マスクを着けていない人もちらほらいる。週末の1日、米ニューヨーク(NY)の繁華街タイムズスクエアは、大勢の観光客らでにぎわっていた。

 近くのレストランのテラス席で家族と食事をしていたセビア・ジョスティさん(45)は隣のコネティカット州から訪れた。「ワクチン接種を終えており、車で来たのでマスクは着けていない。開放感を楽しみたい」と笑顔を見せた。

 米国では接種が完了して2週間経てば、混雑していない屋外ならマスクは必要ない。国内旅行ならウイルス検査や自主隔離も不要。国外から帰国する場合も搭乗前の陰性証明などは必要だが、自主隔離はいらない。

 NY市ではこれまで、疑いも含めて市民の1割以上に当たる92万人が感染。3万2千人以上が死亡した。医療体制が崩壊し、野外病院ができたり、遺体を収容する冷凍トラックが病院前に置かれたりした。

「トンネルの先に光が」

 状況を大きく変えたのがワク…

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