香港「報道の自由」指数が過去最低 自己検閲も要因か

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広州=奥寺淳
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 香港記者協会は3日、2020年の報道の自由度指数を発表し、メディアで働く記者らが感じる自由度が過去最低となったことを明らかにした。昨年6月に香港国家安全維持法国安法)が施行され、香港や中国政府の圧力が強まり、政治的に敏感なテーマを書かない「自己検閲」が進んでいることも要因とみられる。

 2~3月、メディアが十分な情報や資料を得られているか、脅威を感じていないか、政府の監視機能を果たしているかなどを調査。香港市民約1千人と、記者らメディア関係者367人から回答を得て、市民、メディアそれぞれの指数を算出した。

 調査を始めた13年はメディア関係者が感じる自由度指数は42だったが、20年は前年よりも4・1ポイント下がって32・1に。報道の自由を考える要素として「香港政府」「中国政府」の影響をあげる記者らの比率が50%を超え、中国政府主導で国安法が導入されてから報道機関への圧力が強まっていることがうかがえる。

 記者の「自己検閲」も、メデ…

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