赤紫のじゅうたん、レンゲ花盛り 総社・備中国分寺

中村建太
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 【岡山】備中国分寺(総社市上林)の周辺に咲くレンゲの花が見頃だ。コロナ禍で遠方への旅行が難しいなか、家族連れなどの憩いの場となっている。

 例年3万人を集める「吉備路れんげまつり」は、新型コロナウイルスの感染拡大で昨年に続き中止となった。だが、赤紫の花々がじゅうたんのように広がる光景は例年通りだ。総社吉備路商工会などでつくる「日本一のれんげ畑を育てる会」から近隣の農家らが種を受け取り、作付けした。

 レンゲが咲く田畑は約20ヘクタールにわたり、3日に訪れた人々は距離を取りながら花を眺めていた。倉敷市のパート従業員、奥山理絵さん(37)は娘2人を連れてきた。「きれいな景色だった。遠出して遊べないなか、子どもたちも息抜きできたと思う」と話した。

 レンゲの根には土を肥やす効果があり、田植えに合わせてすき込まれる。9日までは、午後6~10時に国分寺の五重塔がライトアップされる。(中村建太)