「大宮ガチャ」即完売の謎人気 氷川神社、伝説の喫茶店

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佐藤太郎
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 さいたま市大宮区周辺にある定番スポットや珍しいキャラクターのカプセルおもちゃ「大宮ガチャ」が、予想以上に売れている。発案者も驚くほどの人気で、盆栽、漫画、鉄道に次ぐ大宮を代表する新たな文化として前面に押し出していきたい考えだ。

 JR大宮駅西口のファッションビル・大宮アルシェを運営するアルシェの中島祥雄社長が「何か大宮で盛り上がるものを作りたい」と、カプセルおもちゃなどの製造を手がけるジェットワークスの担当者と1年前から話し合ってきた。

 大宮区内の老舗やご当地キャラクターなど、挙がった候補は20~30個。その中で、大宮の象徴とも言える氷川神社、大宮出身の漫画家あらい太朗さんが盆栽からヒントを得て描いた「ぼんサイくん」など8点をアクリル製キーホルダーにし、1千個作った。

 3月18日に発売したが、「1カ月ほどで売り切れたらいい」(中島さん)という期待を大きく上回り2日で完売。増産して2週間で3千個売れるという予想外の展開に、関係者は驚きを隠さない。アルシェ営業運営部の佐藤成美さんは「メジャーから超レアまでをそろえたことをおもしろがる人がいたのでは」。発売前後、あらいさんだけでなく、埼玉県上尾市出身のお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気さんが自身のラジオ番組で触れたことも、話題づくりに一役買った。

 「大宮ガチャ」は大宮アルシェ、そごう大宮店、大宮西口DOMショッピングセンターで1個300円で買える。発売以来、横浜から通ってくる人がいたり、「通販はないのか」といった問い合わせがきたりしたという。一番の人気は伝説の喫茶店「伯爵邸」のロゴだ。

 中島さんは「埼玉は何もないと言われているが掘り起こせば実はおもしろいものがいっぱいあるぞというアピールにもなった」。今後も「大宮ガチャ」で地元をアピールしていきたい考えだ。

 すでに第2弾を検討中で、大宮駅東口で銅像になっている「こりすのトトちゃん」や大宮屈指の老舗なども候補になっているという。問い合わせは大宮アルシェ内の事務局(048・647・0111)へ。(佐藤太郎)

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