横浜市、ワクチン予約中断 アクセス殺到「対応不十分」

[PR]

 高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、横浜市は3日、集団接種の予約受け付けを開始した。だが、直後から予約サイトへのアクセスが殺到し、受け付けを中断。復旧のめどが立たず、この日は中止を決めた。再開は早くても5日の見通しだ。

 受け付けを始めたのは、17日から6月6日までのワクチン接種の予約枠約7万5千回分。市内の公会堂やスポーツセンターなど19カ所に集団接種会場が設けられ、それぞれの予約枠に申し込む仕組みだ。

 この日申し込めるのは80歳以上の約34万人。市によると、午前9時の受け付け開始直後から予約サイトにアクセスが集中し、つながりにくい状態になった。市はアクセス数が1分間に最大100万件と想定していたが、実際は倍の200万件に達した。電話での受け付けも350回線を用意したが、同じサイトを通してオペレーターが処理するため、予約できなくなった。

 市は午前9時45分に受け付けを一時中断。復旧をめざしたが、午後3時にこの日の再開を断念した。委託先の民間会社のサーバーを他自治体と共用しているため、他自治体の予約システムに影響を与える可能性があるという。この日予約を受け付けたのは計2588人分にとどまった。

 市は5日の予約受け付け再開をめざし、機能を増強した独自のサーバーを新設するという。

 市健康福祉局の担当者は会見で、「見込みを超えるアクセスの集中があり、対応が不十分だったと言われても仕方がない」と陳謝。「ワクチンは今後、十分供給されると国から伝えられており、慌てずにお待ちいただければ」と話した。

 これに対し、予約できなかった人たちからは不満の声が上がる。

 同市戸塚区の男性(85)は…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]