金利値下げ営業に終止符→本業収益5倍 紀陽銀行の改革

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聞き手・筒井竜平、栗林史子
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 人口減や超低金利で多くの地方銀行が業績不振に苦しむなか、和歌山県を地盤とする紀陽銀行和歌山市)が本業の収益を伸ばしている。金融庁が「稼ぐ力」として重視し、貸し出しや手数料ビジネスから得る「顧客向けサービス業務利益」が、この3年間で約5倍に拡大。その背景や今後の地域戦略などについて松岡靖之頭取に聞いた。(聞き手・筒井竜平、栗林史子)

 ――足元の業績の推移をどうみていますか。

 「(本業の収益を示す)顧客向けサービス業務利益は、2018年3月期に16億円だったが、21年3月期に85億円になる見込みで、我々の資産規模としては非常に高い水準だ。24年3月期までに100億円に伸ばすことが目標だ」

 ――本業のもうけを示す数字は有価証券の運用益を加えた「コア業務純益」が一般的ですが、顧客向けサービス業務利益を重視しています。なぜですか。

 「市場に左右されず、貸し出…

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