通信大手ベライゾン、米ヤフーなどメディア事業を売却

ニューヨーク=真海喬生
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米通信大手ベライゾンのロゴマーク=AP
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 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは3日、米ヤフーや米ネット大手AOLなどの事業を抱えるメディア部門を50億ドル(約5450億円)で投資ファンドに売却すると発表した。メディア事業の業績が低迷しており、売却して通信事業などに注力する。

 売却先は、米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメント。ベライゾンは売却後もメディア部門の株式の10%を引き続き保有する。ベライゾンは2015年にAOLを44億ドルで、17年に米ヤフーのネット事業などを45億ドルで買収した。しかし、デジタル広告市場ではグーグルフェイスブックがシェアを上げる一方で、ベライゾンのシェアは低下していた。

 18年12月には「競合他社にデジタル広告市場での地位を奪われている」「市場圧力は今後も続く見込み」などとしてメディア事業で46億ドルの減損損失を計上すると発表。昨年11月には、傘下のネットメディア、ハフポスト(旧ハフィントンポスト)を米国の同業バズフィードに売却すると発表した。(ニューヨーク=真海喬生)

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米ヤフーのロゴマーク=AP