大阪府、宣言延長を要請へ最終調整 感染者数が高止まり

新型コロナウイルス

久保田侑暉
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 新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、大阪府は政府に延長を要請する方向で最終調整に入った。新規感染者数が高止まりし、医療提供体制も危機的状況にあるためで、6日か7日に府対策本部会議を開き、正式に決定する。複数の府関係者が明らかにした。

 3度目となる緊急事態宣言の期間は4月25日~5月11日の17日間。府は大型施設に対する休業要請のほか、飲食店には酒の提供を自粛した上での営業時間短縮などを求めている。吉村洋文知事は4日、「現状の認識としては宣言の措置の内容を緩めたり、解除したりするのは難しい」と記者団に述べ、宣言を延長する必要があるとの考えを示した。関係者によると、5月末までの延長を求める案もあるという。

 吉村知事はもともと、宣言の期間について「3週間から1カ月程度」を主張し、「11日時点でも大阪の医療体制はかなり逼迫(ひっぱく)した状況が続いている」との見通しを示していた。

 4月13日以降、1日あたりの新規感染者が1千人を超える日が続くなど感染者数が高止まりしており、5月1日は過去最多の1262人にのぼった。

 3日時点の重症者は429人。重症病床(361床)に入院しているのは360人で、病床使用率は99・7%に達している。重症者のうち69人は中等症病床などで治療を続けている。(久保田侑暉)

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