別荘の木箱に眠っていたお宝洋酒 「すぐには飲めない」

戸村登
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 岐阜県瑞浪市内で、約100年前の洋酒など26本が見つかった。約50年前に別荘として建てられた建物の一角に残っていた。現所有者は「こんなものがあるとは知らなかった。驚いた」と話している。

 洋酒を見つけたのは、瑞浪市大湫町の溝口昭八郎さん(78)。半世紀以上前に建てられた、愛知県の会社経営者の別荘だった建物を2016年に購入し、現在、家族と飲食店「カフェー清涯荘」を営んでいる。標高約500メートルの山の上にあり、中央アルプスや恵那山を眺められる眺望から「天空のカフェ」とも呼ばれている。

 「秘蔵」のコレクションが見つかったのは、3月中旬のことだ。自宅として使っている場所の収納場所を掃除していて、その奥に清涼飲料水の木箱が残されていると気づいた。木箱の中には新聞紙にくるまれた洋酒などが26本入っていた。

 ほとんどが外国産の洋酒だった。「BOTTLED1924(1924年に瓶づめ)」の表記があるスコッチウイスキーや、中国・天津で1943年に瓶詰めされたという表示があるウイスキー「ホワイトホース・セラー」も含まれていた。

 別荘の前所有者のコレクションだろうと考え、溝口さんは前所有者に、未開封の酒が大量に見つかったと連絡したところ、「自由に処分して」と返答があった。

 「こんなものがあるとはびっくりした」と溝口さん。数人の知人に披露したが、「すぐに飲むつもりはない」という。(戸村登)