突風の被災地にボランティア 静岡の家や茶畑の復旧急ぐ

玉木祥子
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 竜巻と見られる突風で大きな被害を受けた静岡県牧之原市では4日、住民が復旧作業に当たっていた。知人や親類、ボランティアが作業を手伝い、復旧に向けて動き出していた。

 被害が大きかった布引原地区には茶畑が広がる。ボランティアらが畑からがれきを丁寧に取り除いていた。茶農家によると、商品化できるかどうか分からないという。この茶農家は「製品にできなくても、がれきを除いて刈りとる。家族だけでは大変なのでとても助かります」と話した。

 5日は雨の予報で、飛ばされた屋根の応急処置としてブルーシートを張る人の姿もあった。同地区の原田松男さん(77)宅には親戚や知人がかけつけた。「自分は高齢で屋根に上れないので、ありがたい」と感謝しながら、作業を見守っていた。

 市によると、市内で損壊が確認された建物は4日までに125棟にのぼる。このうち全壊は工場や倉庫など6棟で、一部損壊は住宅を中心とした約120棟。罹災(りさい)証明と被災届け出証明の申請はこれまで70件あった。また、市内で屋根の被害を受けた建物にブルーシートをかける作業はほぼ完了したという。(玉木祥子)