トランプ氏、FBは「代償払う」 アカウント凍結を批判

ワシントン=大島隆
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 トランプ前大統領は5日、米フェイスブック(FB)の独立監視委員会が自身のページ凍結の判断を支持したことについて、「言論の自由がアメリカの大統領から奪われた。腐敗したソーシャルメディア企業は政治的な代償を払うことになるだろう」などと批判した。

 トランプ氏はFBの決定に先立つ4日、自身の政治団体のウェブサイト内に、自らのコメントや動画を投稿し、支持者がツイッターフェイスブックで共有できるページを開設した。ソーシャルメディアのアカウントを停止されているため、代わりの手段として構築したものだ。

 トランプ氏は退任後、自らが所有するフロリダ州パームビーチの高級会員制リゾート「マール・ア・ラーゴ」を拠点に活動している。2022年の中間選挙に向けて、自らに同調する政治家を積極的に支持し、共和党内で大きな影響力を保っている。

 一方で、「選挙が盗まれたというのは大うそだ」などとトランプ氏を批判するチェイニー下院議員やロムニー上院議員を攻撃する投稿を連日のように続けている。

 チェイニー下院議員は、党下院のナンバー3にあたる下院共和党会議議長を務めているが、トランプ氏に同調する議員がなお多い共和党内では、チェイニー氏をこのポストから外そうとする動きが広がっている。(ワシントン=大島隆