無観客要請撤廃を 音楽4団体が声明「精神的にも限界」

定塚遼
[PR]

 新型コロナ対応の緊急事態宣言について、音楽業界の制作者やコンサート主催者などの4団体が、イベントの無観客開催要請の撤廃を求める声明を5日に出した。

 現在、東京や大阪など緊急事態宣言の対象地域の4都府県で開催される音楽や演劇、スポーツなどのイベントについて、無観客での開催が要請されている。

 4団体は、業界で定めたガイドラインに基づき感染対策を徹底することで、「ライブやコンサートの公演会場は決して感染リスクの高い場所ではないことを実績によって示してまいりました」と強調。その上で、大幅な収入減でアーティストや公演関係者の生活が危機にあると訴え、「一人ひとりがその文化創造に携わり支え続ける誇りを持ってやってきておりますが、残念ながら精神的にも限界が来ています」などとして、無観客要請の撤廃を求めた。

 また、「要請が事前予告なく、お客さまにご案内する期間の猶予も与えられずに行われ、政府・自治体の連携が捗々(はかばか)しくないことなどもあり、お客さまに多大なご迷惑とご負担をおかけした」などとも指摘した。(定塚遼)