変異株対応を3回目に接種「抗体が増加」 モデルナ公表

新型コロナウイルス

ワシントン=合田禄
[PR]

 新型コロナウイルスのワクチンを開発した米バイオ企業モデルナは5日、3回目の追加接種によってブラジル型や南アフリカ型の変異株に対する抗体が多くなることを確認した、とする臨床試験の初期の結果を公表した。

 発表によると、モデルナ製のワクチンを2回接種し、6~8カ月が経過した40人の血液を調べると、40人中37人は通常の新型コロナに対する抗体は高いままだった。一方で、約半数はブラジル型と南ア型の変異株に対する抗体が検出できなかったという。

 この40人を2グループに分け、1、2回目と同じワクチンと、新たに開発した変異株に対応したワクチンをそれぞれ追加接種した。2週間後に血液を調べたところ、変異株に対する抗体が増えたことが全員で確認できたという。変異株に対応したワクチンを打った方がより効果がある傾向も確認した。深刻な副反応はなく、これまでの臨床試験で報告されているのと同様だったという。

 ステファン・バンセルCEOは「変異株に対して、ブースター(追加免疫)効果をねらうという戦略について自信を深めるデータだ」とする声明を出した。(ワシントン=合田禄)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]