(古都ぶら)カフェー全盛の面影

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大貫聡子
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四条大橋かいわい(東山・中京区

 大正から昭和初期にかけて、モダンガールや文化人、大学生はこぞって「カフェー」に集まった。今のカフェとは違い、洋酒やジャズが売りの、ハイカラな雰囲気漂う大人の社交場だった。ほぼ姿を消したカフェーの面影を探して、四条大橋かいわいを歩いた。(大貫聡子)

 四条大橋のたもとに建つレストラン菊水は1916(大正5)年の創業。26年に建てられた鉄筋コンクリート5階建ての店は、アールデコやスパニッシュを取り入れたモダンなデザイン。大正から昭和初期の華やかな空気を感じられる。

 4代目の奥村洋史さん(59)によれば、創業者の奥村小次郎が流行の発信地だった中国・上海で見聞を広め、建てたという。

 「京都の人は新しもん好き…

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