見てすっきり1千点 水に流さず考えてみては?

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文・藤田絢子、写真・吉本美奈子
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水洗便座の仕組みがわかる展示コーナー=2021年4月19日午後、福岡県北九州市、吉本美奈子撮影
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 考えごとをするのにもってこいの場ではありますが……。たまには、トイレについて考えてみるのはいかがですか?

 まさかトイレに向かって「かわいい」と言う日が来るなんて……。文化の違いが如実に表れるトイレに面白みを感じ、海外旅行ではご当地トイレのチェックが楽しみの一つ。トイレに関する卒業論文を書いた記者でさえ、初めての感情を抱かされた。

 それが北九州市にある衛生陶器大手の「TOTOミュージアム」だ。創立100周年を記念して2015年にオープン。陶器のような真っ白の建物に、トイレなど水回りの品々約1千点が展示されている。昨年7月には、来館者が累計35万人に達した。

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昭和初期に日本で初めて商品化された腰掛け便器。現在の国会議事堂でも使われていた(左)。TOTOミュージアムの外観(中)。様々な色や形の衛生陶器のミニチュア。ショールームがない時代、客が外観や形状を確認するために使われた=北九州市小倉北区

 「かわいい」を連呼したのは、木製の箱に入ったトイレや風呂のミニチュア。実物の20分の1サイズだ。「ショールームがなかった時代、営業の社員が持ち歩いて、お客さんを回っていました。重さは20キロもあります」。TOTO本社広報の宮副琢さん(24)が教えてくれた。

記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員登録すると応募できるプレゼントもあります。

 今年で誕生41年を迎えたの…

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