大型宇宙船やっと着陸成功 挑戦5回目、初めて爆発せず

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石倉徹也
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 米宇宙企業スペースXが開発している大型宇宙船スターシップの試験機SN15が5日(日本時間6日)、5度目の試験飛行に挑み、高度10キロから着陸に成功した。過去4回は、着陸に失敗したり、着陸後に爆発したりしたが、初めて完全な形で成功した。年内に無人で宇宙まで試験飛行する計画。完成すれば月周回旅行に使われ、衣料品販売サイト「ZOZO」の前沢友作元社長が乗る予定だ。

 SN15は、テキサス州ボカチカの打ち上げ場で、3基のエンジンに点火して上昇。高度約10キロでしばらく静止したのち、エンジンを止めて降下した。地面が近づくと、機体を真横にした状態から、再びエンジンに点火して垂直に立て直し、速度を落としてゆっくりと着地した。あたりはもうもうとした砂煙に包まれたが、視界が晴れ、ステンレス製の機体が立っているのが確認できると、遠方で見学していた人からは拍手と歓声が上がった。

 だが、着陸直後にエンジン付近から出火した。前々回の試験では、着陸後に残った炎が原因で約10分後に突如爆発した。スペースXの動画によると、徐々に炎が広がっていったが、遠隔操作による放水などで爆発はまぬがれたとみられる。

 実機とほぼ同じ形状の試験機…

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