「空中ディスプレイ方式」のATM 広島銀行に登場

松田史朗
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 広島銀行広島市)は6日、指で機器にふれずに空中に浮かぶパネルで操作するユニークなATMを稼働させた。名付けて「空中ディスプレイ方式」。新型コロナウイルス感染拡大を受け、利用者から「操作ボタンを指で押すのは心配」という声が寄せられたことが開発のきっかけという。

 新たなATMは、この日に広島市内で開業した同行の持ち株会社ひろぎんホールディングス(HD)の新本社1階に設置した。光の反射を利用して何もない空中に肉眼で見られるパネルの映像を表示させ、指で操作できる仕組みだ。

 昨年6月ごろから行内で検討を始め、準備を進めてきた。同行と富士通、映像関連企業のアスカネット(広島市)が連携して開発にこぎ着けた。

 ATMは、操作を案内する要員を配置する都合上、当面、上の階にある本店営業部が開いている午前9時から午後3時まで稼働させるという。(松田史朗)